活動内容

  • トップ
  • 活動内容
  • 平成28年度 一般社団法人日本エスコフィエ協会 晩餐会

平成29年度 一般社団法人日本エスコフィエ協会 総会晩餐会

平成29年度 一般社団法人日本エスコフィエ協会 総会晩餐会 一般社団法人日本エスコフィエ協会 晩餐会

開式の辞

 平成29年度の総会にあたり協会よりご挨拶を申し上げます。当協会はまもなく創立50周年を迎えます。2017年は組織改革を行い、次の時代に継承したく思います。日本エスコフィエ協会では国の「健康日本21」プロジェクトに参加しており、食糧、農業、農村の発展に関心を持たなくてはなりません。食の分野は生産農家から出荷、配送、市場、小売り店と多彩な産業です。地域産物は新鮮で機能性に富んでおります。いみじくも今日、東京駅北口にハラルの礼拝堂ができましたが、東京オリンピック開催を機に特にハラル食などの研究も必要となります。関東圏の食材を利用し、オリンピック食を選手村に限らず各地に広く提供したく思います。このことは東京都、厚生労働省、農水省、食糧学会からも支援、共同事業などの誘いが来ております。東京の食を世界の食にしようではありませんか。メゾン・オノ1階の改修工事も終わり、同時に3階のサロン・ド・ヤマモトも完成し、師の恩は風化することなく後世に伝えられます。私も会長になりこの3月で5年目を迎えました。いろいろなことがありましたが「恨みは愛をもって応え心を大きく持ちなさい」との山本先生の言葉にどれだけ救われたか計り知れません。協会の明日を考え、毅然とした態度で、「迷った時には勉強しなさい」と先生は指導してくれました。協会業務に携わった47年間はあっという間でございましたが皆様のお力添えで悔いなく終えることができるのを得難いしあわせに存じます。明日はまた新しい人が、新しい気持ちで進歩という時代の要求に取り組んでくれると思います。協会の隆盛を見る喜びは長い間この仕事に打ち込んだ随一の報酬だと思います。長い間ありがとうございました。本日の総会にご尽力いただいたホテルオークラ東京の池田正己代表取締役社長にお礼を申し上げ、開式の辞とさせていただきます。

このたび第7代日本エスコフィエ協会会長を拝命しました福田順彦と申します。今ここに譲り受けたこの襷を手にし、まさに身の引き締まる思いであり、重責を担う覚悟と決意を新たにしております。就任にあたり僭越でございますが、私が考えるエスコフィエ協会の方針を述べさせてただきたいと思います。この協会はオーギュスト・エスコフィエの精神に基づき、伝統あるフランス料理の継承を目的として運用されてきました。現代社会においては伝統を確実に伝承するとともに社会情勢、生活環境、嗜好の変化など柔軟に対応していかなければなりません。師エスコフィエは「社会が変化するように料理も時代とともに変わっていかなければなりません」と語っています。その進め方を私たち自身で追求しなければなりません。80年以上も前の言葉でありながら、私たちが直面している状況そのものをとらえています。時代の変化に対応し存続できる体制の構築、伝承と選択を見極めてこの協会がいかにして社会に貢献できるかが、今後の発展につながる一つのカギであることは間違いございません。また料理の伝承に欠かせない調理スタッフは慢性的な人員不足が問題となっています。このような厳しい状況のもと、協会の発展と継続において若い人材の育成が急務であります。今まで以上にあらゆる選択肢の中で広く門戸を開き、若手育成に注力してまいります。そしてもう一つの重点施策を説明させていただきます。2020年のオリンピック・パラリンピックが迫っております。その1年前にはラグビーのワールドカップがあります。世界に通用する料理人の育成、食材の確保、様々な国際規格、仕様、ルール設定など課題は山のようにありますが、これを好機ととらえ会員各位の力を集結させ、日本エスコフィエ協会として貢献してまいりたいと思います。フランス料理の普及に心を砕かれてきた先達の想い、そして今まさに奮闘されている会員の皆様方の熱い想いを胸に全力で会長職にあたるつもりです。「共に戦ってきた共闘の時代から共に生きていく共生の時代へ」私が常に大切にしている言葉と共に就任のご挨拶とさせていただきます。会員の皆様にはなお一層のご理解、ご協力を賜りますよう伏してお願い申し上げます。

 宇田川顧問は日本エスコフィエ協会創立のいきさつについてのお話に続き、小野ムッシュの先進性と世界に広がるエスコフィエの弟子たちの健康を祝してフランス語で乾杯のご発声をされました。

 今日は駐日フランス大使ティエリー・ダナの代理として私がお話をさせていただきたいと思います。ダナ大使はその在任期間中、必ず毎年エスコフィエ協会の総会に参加させていただいておりました。もちろん今年もその予定でおりましたが、先月フランスで行われた大統領選挙に伴い世界中の主要な大使館のトップが総入れ替えとなり、残念ながらこのたびダナ大使も日本を離れることとなりました。5月28日の離任パーティの際、今回の参加が叶わないことを大変残念がっており、エスコフィエ協会の皆様にくれぐれもよろしくお伝えするようにと私に伝言を託していきました。大使は6月3日に日本を離れ帰途に着きましたが、外務省の決まりにより次の大使が着任するのはもう少し後で暫くの間フランス大使館では大使が不在となります。新任の大使は6月10日頃に着任の予定です。ではダナ大使から預かったメッセージをお伝えします。「御エスコフィエ協会は、フランスにとって非常に重要な役割を担っておられます。フランス料理を守り、なおかつ進化させていくそのたゆまぬ努力と活動に心から敬意を表します。2020年に開催される東京オリンピックに向けて数多くの優れたフランス料理人を育成し、日本のフランス料理をますます振興させていくミッションを持っておられる御協会の今後のさらなるご発展、ならびに敬愛する全ての会員の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。」また私も大使と全く同じ気持ちでございます。
Vive Association des Disciples d'Auguste Escoffier du Japon!!

ホテルオークラ東京 洋食総料理長 池田 順之 氏

本日のメニューは当協会の初代会長であり、私どもの総料理長でありました小野ムッシュの料理を取り入れて構成いたしました。シャンパンに合うオシュトラキャヴィアのアミューズ、オードヴルのフォワ・グラのテリーヌに続き、スープはホテルオークラの伝統的なダブルコンソメスープです。オマール海老のローストの後に口直しは白桃の香りを付けましたシャンパーニュのグラニテをご用意しました。メインディッシュはフランスから食材を取り寄せ、小野ムッシュのメニューをそのまま再現したラカン産ピジョンのローストです。今晩は高い所から小野ムッシュもご覧になっていらっしゃると思います。腕を組みながら「俺の方がうまく作れる」とおっしゃるかもしれませんが、及ばずながら一生懸命やらせていただきます。皆様に少しでもおいしいと思っていただければ最高の幸せでございます。

 大庭名誉会長のお知り合いである二期会会員大川信之様より、サプライズで素晴らしい歌声をご披露いただきました。歌劇トューランドットより「誰も寝てはいけない」、レオンカヴァッロ作曲「朝」、「オー・ソレ・ミオ」を熱唱されました。

 会場をご提供いただきましたホテルオークラの池田社長様を始めホテルスタッフの皆様、素敵なおもてなしの心でサーヴィスにあたっていただいたサーヴィスの皆様、初代会長小野ムッシュの心と技を継承して本日の料理をお作りくださった池田総料理長と調理スタッフの皆様、本当にありがとうございました。来年は6月4日、帝国ホテルにて総会晩餐会を開催いたします。二代目会長村上ムッシュの薫陶を受けた田中総料理長を中心とした調理チームが皆様をお待ちしているとのことでございます。お誘い合わせの上たくさんの会員のご来駕を賜りますようお願い申し上げます。

晩餐会メニュー


詳しくはこちらをクリックしてください  >>総会  >>晩餐会  >>ディシプル授与式