フランス料理の発展・普及を目指す活動
フランス料理の発展・普及のため、料理講習会や貴重な料理書・資料の収集保存を始め、様々な活動を行っています。
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- 2019年エピキュロスの晩餐会
エピキュロスの晩餐会報告 2019
10月28日、エピキュロスの晩餐会が開催されました。今回から日本エスコフィエ協会主催として、各地区担当会員が中心となり、多くの企業様から協力も頂き開催の運びとなりました。収益の一部は、「若き才能 エスコフィエ」国際賞参加支援などを始めとした協会活動に活用させていただきます。
※料理名は各ホテル・レストランの表記に従っています。
ザ・キャピトルホテル 東急 1階宴会場「鳳凰」
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伝統と革新を融合した
不易流行のおもてなし 広く皆様にエスコフィエの料理理念や技術、そして伝統と革新を融合した料理を提供し、フランス料理のファンを増やすべく開催いたしました。スタートは王道のパテにパパイヤのカクテルを合わせて現代風に、次に活けのホタテ貝にボルディエ海藻バターをのせて素材を生かしたオーブン焼きに、魚は熱々のオマール海老のスフレ、メインはシンプルな仔羊のロティにカモミールソース、そしてデセールはガトーマルジョレーヌにレモンを効かせたローズマリーのアイスをご用意。伝統料理を進化させた一皿一皿は、お客様にも評判が良く、フランス料理の奥深さと幸せなひとときをお贈りできたと感じております。(曽我部 俊典 氏寄稿)
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ザ・キャピトルホテル 東急 総料理長
曽我部 俊典 理事 -
- アミューズ(サーモンのタルトレット/甘海老のタルタル/シャンピニョンのサブレ)
- パテクルートとパパイヤのカクテル ポートワインのレデュクション
- 殻付きホタテ貝のオーブン焼き ボルディエ海藻バター風味
- オマール海老のスフレ 甲殻類のスープとプランターサラダ
- 仔羊のロティー カモミールソース
- 微炭酸含むシャインマスカット白ワインゼリーとスターアニスのグラニテと共に
- ガトーマルジョレーヌ ローズマリー香るアイスを添えて
- ミニャルディーズ
- カフェディアブル
- ホテルベーカリーのパンとボルディエバター
- 協力:株式会社Traders Market様
明治記念館 末広の間
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4人のシェフが競う華やかな饗宴 明治記念館のシェフと有名レストランシェフ4名が協力、前菜は青柳シェフ、魚は渡辺シェフ、肉は宮本シェフ、デザートは能勢が担当し、末広の間において70名のお客様をお迎えして開催いたしました。株式会社Traders Market様、JALUX株式会社様、アサヒビール株式会社様の協賛、Nabeno-Ism様、トレフミヤモト様、明治記念館様の協力をいただき、大変に華やかな催しとなりました。ご協力に心から感謝申し上げます。(能勢 洋 氏寄稿)
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ナベノイズム エグゼクティブシェフ
渡辺 雄一郎 明治記念館 常務取締役総括総料理長
青柳 義幸 トレフミヤモト オーナーシェフ
宮本 雅彦 明治記念館洋食部 料理長
能勢 洋 理事 -
- アミューズ
- アグー豚とフォア・グラのフォンダン ルッコラのラビゴットとトリュフの香り(青柳)
- 天然真鯛
海藻のグラッサージュ、浜中町産塩ウニのピュレと共に焼き上げ、
フランスからの季節の茸と酒蒸しツブ貝のフリカッセ、
フヌイユのマリネと花を添えて現代版ソース・ムクラードと共に(渡辺) - ブレス鳩のポリロジー
胸ロティドゥミドゥイユ/脚パイ包み焼き/手羽中コンフィ/内臓レンズ豆の
サラダ栗のフラン セロリラヴのピュレ
クロメスキ仕立てのトリュフソース ティムットペーッパー(宮本) - 洋梨のパリジェンヌ風 ヴァージョン2019(能勢)
- 小菓子・コーヒー
- 協力:明治記念館 様、明治記念館調理室 様、レストラン Nabeno-Ism 様、レストラン トレフミヤモト 様
- 飲料協力:株式会社Traders Market 様、株式会社JALUX 様、アサヒビール株式会社様
横浜ベイホテル東急 クイーン・アリス
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宴席を盛り上げる古典的なサーヴィス モダンなテイストの料理が中心の当店では珍しい古典フランス料理の会は予想以上の反響で多数の予約申し込みをいただき、早い段階で満席になりました。ご挨拶を兼ね、パテ・アン・クルートを切り分けてご説明しながらサーヴィスした際は各テーブルがとても盛り上がりお客様はとてもお喜びでした。私自身も王道の古典料理を学び直す機会をいただいて大変勉強になり、ブレス鶏など珍しい食材に接する機会を得た若いスタッフも刺激を受けて、大変贅沢な経験となりました。エピキュロスの晩餐会やエスコフィエを認知していただく大変良い機会となったと思います。(田面山 博憲 氏談)
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クイーン・アリス キッチンシェフ
田面山 博憲 -
- アミューズ
- パテ・アン・クルート ジロール茸のマリネとトリュフのヴィネグレット
- 帆立貝のクレープ キャビア添え
- 鮑と松茸のコラーゲン入りロワイヤルスープ
- 天然平目と焼茄子をパンチェッタで巻いて ソースモリーユ
- フランス産ブレス鶏胸肉のロティと手長海老を詰めた腿肉のルロー
- トリュフ風味 オマール海老のエキュームソース
- レモンプリン
- タルトタタンのパートフィロ包み焼き
- コーヒー又は紅茶、ハーブティ
ANAクラウンプラザホテル
グランコート名古屋
クリスタルルーム
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フランス料理の素晴らしさを
再認識する一夜 会員皆で作り上げたメニューのもと、キッチン、サーヴィススタッフ、お客様をフランス料理の心が結んだ「エピキュロスの晩餐会」を成功裡に終えることができました。集客に一抹の不安を抱えながらのスタートでしたが、128名の定員に対してお申し込みが殺到し、30名ものキャンセル待ちが生じる盛況となりました。「ぜひ来年も開催をお願いします」との多くの声をいただいています。会場の話し声や笑顔に改めてフランス料理の楽しさ、すばらしさを実感し「王様の料理人にして料理人の王様」オーギュスト・エスコフィエに敬意を抱かずにはいられない一夜となりました。(森 繁夫 氏寄稿)
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名古屋観光ホテル 取締役総料理長
平松 一哉 名古屋マリオットアソシアホテル 総料理長
日比野 逸朗 名古屋東急ホテル 総料理長
前島 浩行 ホテルナゴヤキャッスル 総料理長
鈴木 雅彦 ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋 洋食料理長
山口 信彦 ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋 総料理長
早坂 敏夫 名古屋観光ホテル 相談役 名誉総料理長
森 繁夫 理事 -
- 愛知県三河産赤座海老と三重県産鮑のマリアージュ
身土不二この地の恵みに感謝して(日比野) - 海への憧憬ズワイガニのエフィロシェと海の幸のアンサンブル(平松)
- ポタージュ・ピュレ・クレシ(エスコフィエ古典的技法)(鈴木)
- オマール海老のパルマンティエ風エストラゴン香る甲殻類のクリームソース(前島)
- 鳩のフォアグラ詰めパイ包み焼き茸飾りソースサルミ(早坂)
- 洋梨のスパイス赤ワイン煮~ベルエレーヌによせて~(山口)
- コーヒー
- 自家製パンとバター
ザ・パシフィック ハーバー
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徳島らしい食材を伝統技法で現代風に 一夜限りの特別ディナー「エピキュロスの晩餐会」はできる限り地元徳島の食材を使用する事を意識してメニューを構成しました。伝統的な技法を用いた古典料理でありながらも、自分なりの工夫を施し、現代風の新しさを感じていただけるような料理を目指して創作させていただきました。参加のお客様にも大変ご満足いただけたようで、「素晴らしい会だった」というお声を賜りました。作り手である料理人と、サーヴィススタッフがワンチームとなって、フランス料理の素晴らしさを伝承・継承していけるよう今後も発信し続けていきます。(池内 渉 氏寄稿)
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株式会社 ときわ取締役 統括総料理長
池内 渉 理事 -
- 食前の楽しみ アミューズ・ブーシュ
- キングサーモンのコンフィ グリビッシュソース
- パテ・アン・クルート ソース・カンバーランド
- 甘鯛の鱗焼き ピキオスのクーリと生姜の香る白茄子
- フォアグラと牛肉のプレッセ セロリとパセリのピュレ
- 和栗とショコラのタルト
- コーヒー又は紅茶
レストラン ラ トゥール
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各シェフ渾身の料理をコーディネート 今年初めての試みで地区のシェフと各ホテルの若手スタッフが同じキッチンで料理を共有できたことは有意義な取り組みでした。若手スタッフにも非常に勉強になったことと交流の輪が広がったことが大きいと感じます。お客様の反応も日頃食べることが少ないフランスの伝統的料理を召し上がっていただき大変喜んでいただきました。各シェフの渾身の料理で4番バッター勢ぞろい的なものをコーディネートするのが大変でしたが結果的には量もバランスも味も非常にレベルの高い晩餐会になりました。「メニューを考案するにあたり基本の大切さ、そしてその土台の上での応用だと深く感じました。今回は知識・技術の向上につながる経験であり、今後の仕事に活かしていきたいと思います」という感想もいただきました。(佐藤 伸二 副会長寄稿)
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円居グループ ルヴェソンヴェール オーナーシェフ
伊藤 英彰 ホテルグランヴィア京都 総料理長
森田 啓世 京都ブライトンホテル 総料理長
卯田 浩 京都ホテルオークラ 取締役 総料理長
善養寺 明 理事 びわ湖大津プリンスホテル兼
グランドプリンスホテル京都 総料理長
佐野 文彦 理事 -
- アミューズ
- サーモンの低温コンフィ 蕪・キャヴィア・季節の根菜と共に 柚子の風味で(伊藤)
- オマール海老のムースリーヌ トリュフ風味 ブールブラン ヴェルモット風味(森田)
- 平目、鱧、鮑のロワイヤル風(卯田)
- 仔羊背肉のシャルルロワ風 秋の味覚の付け合わせ(善養寺)
- 洋梨とラム酒のタタン仕立て 塩バターキャラメルのアイスクリーム(佐野)
- ミニャルディーズ
- コーヒー又は紅茶、ハーブティ
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リーガロイヤルホテル(大阪) 山楽の間
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コンクール優勝・入賞シェフによる
ブッフェ エスコフィエフランス料理コンクールで実績のある30代半ばから40代前半までのシェフが思い思い料理をスタンドクッキングで提供するブッフェスタイルでの開催となりました。コンクールの優勝作品、日本では接する機会がないような料理など多彩な力作が揃い、一般のお客様の他、料理人の皆様にも興味を持ってお越しいただき、「おいしかった、勉強になった」という声をたくさんいただきました。シェフ全員が同じ厨房でお互いに手伝い合い、学び合いながら仕込みをできた経験は大変新鮮で、こうした機会を得たことに感謝し、フランス料理普及に加えて勉強の機会としても発展させていければと思います。(北川 拓朗 氏談)
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ロイヤルホテル 常務執行役員
リーガロイヤルホテルグループ 統括総料理長
リーガロイヤルホテル(大阪)総料理長
太田 昌利 理事 帝国ホテル大阪 宴会調理シェフ
今城 浩二 ホテルグランヴィア大阪 宴会料理長
川本 善広 辻調理師専門学校 西洋料理教授
中田 淑一 阪急阪神ホテルズ 宴会調理 シェフ
西川 仁 コアグローバルマネジメント 料理長
坂本 真言 リーガロイヤル(小倉) リーガトップ シェフ
米田 武史 リーガロイヤル(大阪) 調理部宴会担当
スーシェフ
北川 拓朗 リーガロイヤル(大阪) 調理部宴会担当
スーシェフ
寺田 篤史 リーガロイヤル(大阪) 鉄板焼き なにわ
髙橋 賢明 -
- グルヌイユとグリーンアスパラガスの温かいサラダと胡麻風味のフィユティーヌ(太田)
- サーモンとホタテ貝のノルウェー風(今城)
- スズキとカナダ産オマール海老のトゥルト
赤ワイン風味のベアルネーズソース(川本) - 真鯛とカナダ産オマール海老のルーロー
ハーブのクルート焼き ノイリーのソース(坂本) - フランス産フォワグラとハニートリュフの魅惑のマリアージュ(寺田)
- 鹿ロースのコンソメ煮 彩野菜を添えて(中田)
- 青森県産プレミアムシャモロックのアンヴェッシー
エストラゴン香るシュプレームソース(北川) - なにわ星の豚骨付き背肉のファルシを五香粉の香るブレゼに(米田)
- オーストラリア産仔羊のロティ
プリンス・オルロフからのイマジナッション(西川) - 黒毛和牛ロース肉 セップ茸とジャガイモの饗宴(髙橋) 他
- 飲料協力:アサヒビール株式会社様
金沢東急ホテル ボールルーム
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フランス料理の魅力を堪能する晩餐会 今回は北陸地区では初めての晩餐会を開催するにあたり、フランス料理の魅力とともに日本エスコフィエ協会を知っていただきたいと考え、基本のしっかりとした魅力ある料理の提供を心掛けました。またコースを五人の料理長が集まり完成させるのも初めての試みであり、私たちスタッフも緊張感を持ちながらとても良い経験ができました。普段見る機会がない他の料理長の現場の雰囲気や意気込みなどがゲストの皆様にも良い感じで伝わり、キッチンと会場が一体となったとても良い晩餐会でした。(出牛 秀明 氏寄稿)
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株式会社川本 CEO
川本 紀男 金沢国際ホテル 総料理長
鈴木 慎一 フラワーガーデン シェフ
吉田 貴也 金沢東急ホテル 料理長
出牛 秀明 ANAクラウンブラザホテル金沢 総料理長
小石 幸一郎 理事 -
- 平目のショーフロワ(鈴木)
- 鴨のフォワグラとフルーツゼリーとブリオッシュのミルフィユ仕立て(小石)
- 葛でリエしたオマールのコンソメ 鮑とマッシュルームのクリームと共に(吉田)
- サーモンと椎茸のチョリソーとベーコン包み
高農園の長茄子と生姜のクーリーソースとかぼすのコンフィ添え(川本) - 金沢産蕪を添えた国産牛ホホ肉の赤ワイン煮と
低温調理の国産ローストビーフのマリアージュ(出牛) - ピーチメルバ(出牛) パン コーヒー
- 協賛:株式会社サニーサイド様